各地で台風10号の被害が出ており、あらためて自然災害の恐ろしさを実感しつつも季節は進み9月に入りました。

残暑厳しいですが蝉の鳴き声もなくなり赤トンボが増え夏の終わりを感じます。

本日はひ乃木ケアリング設立時から取り組んできた、食への取り組みについてご紹介します。

 

設立時より

◯東北の契約農家と提携

農業体験と、福利厚生として従業員に特A米(つや姫)の配米、季節の果物ぶどう🍇を取寄せ、おらほ仙川夏祭りでの休憩所救護室でおにぎり🍙とともに提供(食品衛生管理者在籍)。

 

 

◯管理栄養士による栄養相談

当社、管理栄養士による栄養相談を希望者(訪問看護利用者様、御家族様、従業員)に無償で実施。コロナ禍では糖質過多による体重増加が問題となり相談数が激増。るいそうやサルコペニア、成人病、更年期障害など早期予防栄養相談の重要性を提唱し実践。

 

◯ひ乃木農園

事務所近隣の伊藤農園の一部を借り従業員、利用者様が農作業〜収穫を自由参加体験(コロナ禍に入り終了)。

立派な野菜、果物を育て食す喜びを共有。特A米つや姫とひ乃木農園で収穫したズッキーニを使ったカレーを皆んなで食すなどの取り組みを全国学術集会の場で発表。

 

 

◯備蓄米の確保と配米

福利厚生から始まった食への取り組みですが、南海トラフ地震注意情報の発令を期に米価格が1.8倍に高騰するなど米不足が深刻な問題となっています。

当社は設立時より30kg✖︎2の米を東北の契約農家倉庫に備蓄しており、会社の催し事(開業式、花見、祭りなど)や新規採用者への入職祝い、新米が取れる前や希望時に従業員や関係者へ配米しています。

 

今年に入り事務所近くの河川である仙川、野川が自然災害の影響で氾濫危険水位に達することが増えており、BCP(事業継続計画)の観点からも食への取り組みは訪問看護業務継続に欠かせない新たなステージに移行しました。

今後も自然災害や新型感染症、社会環境の変化に順応し、さらなる「幸せの専門家」を目指し、様々な取り組みを実践していきたいと思います。